代表・山崎の連載『透明な好奇心』

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加藤晃生 序文|『透明な好奇心』

「何なんですか、の先へ」

山崎晴太郎は不思議なデザイナーである。

あるいは、彼は同窓の後輩だから少し失礼な言い方をしても見逃してもらえるのではないかと期待して、敢えて言葉を飾らずに書くならば、「何が専門なのか、いまいちよくわからないデザイナー」だ。

私と同じような印象を持っている方は、一定数いるのではないだろうか。

山崎と自分が初めて会ったのは、立教大学の池袋キャンパスである。その12号館

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山崎晴太郎 序文|『透明な好奇心』

職業人としての僕のキャリアの始まりは、グラフィックデザイナーだ。

立教大学の社会学部現代文化学科というところで写真を学んでいた僕は、とあるPR代理店に入社し、そこのクリエイティブ部門でグラフィックデザインの仕事を始めた。ただし、その会社の中での僕は、少し毛色が変わっていた。一言で言えば、グラフィックデザインという領域に留まらないことをやろうとしていたからだ。
そんな僕を見ていた社長の太田さんが、

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